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FC岐阜観戦記since2005
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2010/12/27 イベント

「フリーター、チケットを買う。」

   もちろんフリーターではないが、2011年のシーズンチケットを購入した。今まで仕事の都合で、休みがフリーター並み?の不定期な日程なので、自由に土日の休みが取れない事を理由に、シーズンチケットの購入を躊躇していた。しかし来シーズンは、まず家族用にシーズンチケットを購入し、なんとか日程を調整して、ホーム戦は8割、アウェイ戦も2、3ゲーム観戦できるようにしたいと思う。


  ということで、12月26日「FC岐阜サンクスフェスタ2010inマーサ21」の会場で早速購入の手続きをとった。来シーズンはシーズンチケット購入者の優遇を最大限に利用させていただき、さらに充実した
  「FC岐阜観戦記 NAGARAGAWA THEATRON 2011」
をお送りしよう。

  そしてこの日のイベントでは、秋田選手#6らのトークショーで来シーズンへの抱負や意気込みを聞かせていただき、残念ながら「FC岐阜検定」には不合格だったが、2011イヤーブック用のサポーター写真撮影に参加するなど有意義な1日となった。

  「FC岐阜」のイベントも回を追うごとに成熟し参加人数も増えてきているようである。そろそろ、「マーサ21」のイベント広場では手狭になってきたかもしれない。アナウンスのあった来年1月22日のイベントには参加できないかもしれないが、来シーズンもゲーム観戦はもちろん、時間の許す限りイベントにも参戦していこうと思う。監督があるインタヴューで答えられた様に、サポーターの心に届く、感動を与える(ついでに勝点も)ゲームを期待したい。なんとか無理をしても「長良川競技場」に足を運びたくなる、そんな2011シーズンになることを祈ろう。

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2010/12/08 評論

2010シーズン総括

   12月4日、対ヴァンフォーレ甲府戦をスコアレスドローで纏めて、FC岐阜は2010年シーズンを終えた。最終成績は13勝17敗6分勝ち点45で順位が14位
シーズン前の目標である10位以内には届かなかったが、松永英機監督から倉田安治監督に交代し新しい戦術の中での初年度としては、まずまずであろう。
もちろん、この1年で監督の戦術が浸透し、来季には実践できることが前提。今季は「尺蠖の屈するは伸びんが為」の1年ということになればいい。

   独自集計の『FC岐阜2010年度戦績』の数字だけで見ると、引き分けの少なさや、アウェイ戦での後半得点が前半に比べ少ないことが見て取れる。
一般的にサッカーは後半にゲームが動き、必然的に得点も多くなる傾向にある。FC岐阜のアウェイ戦の場合、前半に舐めてかかられた格上のクラブから得点したものの、後半きっちり守られて追加点が奪えないまま負けてしまう、そんなストーリーが想像できてします。
負けているゲームを引き分けに持っていくだけの粘り強さがなかったということかもしれない。

   また、オフェンスについては、特定の選手の抜け出しや個人技に頼る部分が多く、攻撃のバリエーションやオプションが限られているので、そこも来季の課題となるだろう。
ひたむきに走るサッカーに加え、90分間、あるいはい1シーズン通して走り続けられるサッカーを期待したい。

   いずれにしても、来季の為には今西社長によって正式に「黒字化達成」のアナウンスがなされたり、何らかの補強が発表されるなどの小さなサプライズを待たなければならないかもしれない。
   2010年を戦い抜いた選手・スタッフ、そしてもちろんサポーターにお疲れ様を。2011年も共に戦おう!

   2010モデルゲームリザルトは以下の通り。


 最後に、世相を反映し来季に向けて「FC岐阜」も整えて置きましょう。

「整いました…」

FC岐阜とかけまして…」

「…白寿のお祝いとときます」

「そのココロは…」

(ここにマウスポイント)

えぬっち・・・・(NT)です。」

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2010/11/28 vs栃木

「アリガトウ メドウ」



   このピッチに、かつてこれほどまでに人々の声が木魂し、芝を駆け抜ける若人たちに歓喜した歳時きせつがあっただろうか。4月18日以降15ゲーム目を刻む「長良川メドウ」は、木枯らしの舞う中、果してFC岐阜のホーム最終戦を迎えることになる。

   冬装備のこの光景もひとまず最終章。
   冬晴れの中、続々席が埋まっていく。

   「緑」のバスから降り立つイレブン。確かにいつもより気合が入っている。取り囲むサポーターの声援は途切れることを知らない。


   契約満了の選手、朴基棟#10、朴俊慶#9に最後のメッセージを届ける。決して引退ではなく、次のステージや、別のカテゴリーでの活躍をお祈りします。そして岐阜に来てくれてありがとう、と。


   ピッチでは、淡々とセレモニーが進行し、ゴベッチはいつものスタイル(両脇にジャブラニ)で登場する。



   そして練習開始。徐々にコンセントレーションが高まるイレブンとサポーター軍団。「甲府戦」に行けないサポーターはこれが、今年見納めなのだ。


   メインスタンド、ホームピッチサイド、バックスタンドのコレオグラフィーはご覧の通り。キャパシティーに限界があるので圧倒的とまではいかないが、まずはお見事である。早くから準備していただいているサポーター有志やスタッフには、常に最高の賛辞を贈ろう。




   選手入場。あえてこの写真を掲載、『夢』と『絆』がいっぱい詰った手前の風船にピントが合ってしまった。


   さて、本日のFC岐阜である。押谷#27を怪我で欠き、久々の佐藤#18、嶋田#14の2トップ。染矢#11を絡めて攻撃を展開できるか。スタメン、サブは以下の通り。言うまでもないが、ホームではサブはフルで登録が必須。
 スターティングメンバー
GK 野田#1
DF 吉本#3、田中#4、村上#24、新井#33
MF 菅#7、染矢#11、西川#16、池上#29
FW 嶋田#14、佐藤#18
 リザーヴメンバー
GK 村尾#21
DF 秋田#6、阪本#26
MF 川島#5、永芳#15
FW 朴(基)#10

   前半から、この声援が届いた。攻め込んでとったFKを染矢が蹴り、田中#4が押し込んだ…。実に5試合ぶりのゴールである。まずは溜飲を下げることができた。このままの流れで後半も期待しよう。


   ハーフタイムは恒例のグリーンエンジェルズ。ゆるキャラ3人もは少々食傷気味ではあるが、来年こそあの位置にFC岐阜の「マスコットキャラクター」がいてほしいところ。


   そして後半開始。栃木SCが出場停止などでベントメンバーではないのか、天皇杯のときほどのプレッシャーがない。バランスを欠いたディフェンス陣を崩しにかかるFC岐阜、CKから佐藤のヘディングがジャストミートする。


   ここから、点の取り合いになるが、決して雑なゲームではなく、要所要所で光るプレイが続出する。アジア大会帰りの水沼(息子の方)#38のゴールには脱帽である。


   しかし、さらに上をいくシュートがFC岐阜に準備されていた。
   今年のブログの中で奇跡的に2つのゴールの瞬間をカメラに収めることができた!!。ゴールに吸い込まれるジャブラニが光って見える。(CG…ちょっと邪道)
   嶋田のゴールは今シーズンのベストゴールに入れたいほどの芸術的な弾道を描いた。



   そして、このゲームにいらなかったものは2つ。栃木SCの2点目と、今日のスタジアムDJ。察するに、いつもの担当者ができなくなり急遽変更になった感は否めないが、多少カンだり、タイミングがずれるくらいなら許すも、選手の名前を間違えてはダメ、ダメ。来季の契約はありません。


   栃木SCで目に付いたのはやはり高木和正#10、ホームのサポーターからブーイングが起こるのも、栃木の10番を認めている証。来季も繰り返されるだろう。


   そして、終了のホイッスルと、ホーム最終戦終了のセレモニー。終わり良ければ全て…とまではいかないが、なんとか形になったシーズンとしておきたい。
   今西社長が掲げた来季メモリアルでの平均8,000人の入場者を目指しクラブ、サポーターのさらなる取組が必要となる。そう、ピッチを行進しているのは、私たちにとって『彼ら』ではなく、私たちそのものなのだから…。そんな、かつての名文句が思い出されるホーム最終戦は、活況の中終了した。





   リザルトは以下の通り。次回は、最終戦の後、恒例となった自分なりのシーズン総括を掲載することとする。


   最後は、寒さのあまり「出待ち」を取り止め、駐車場に戻る途中、某国際会議場のコーヒーラウンジにて、高揚した気持ちを冷まし、冷えた体躯からだを温めなおした。窓の向こうに来季のステージである新装なった「長良川競技場」を眺めながら。
   「アリガトウメドウ」そして「必ずここへ帰ってくる」と…。


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2010/11/25 練習見学

練習見学からの未来会館

   ホーム最終戦3日前、北西部グランドに練習見学。この時期、選手の去就が気になるところ。NHKの取材陣が先着していた。(毎週金曜日放送「フォルツァFC岐阜」のインタヴューソースを収録の模様)

   選手、スタッフの様子はいたって普段通り。和気あいあいと取材に応じていた。

   見当たらない選手がいると、もしかしてと思ってしまう。選手の都合やクラブの都合と戦略があるのでいたしかたないところではあるが、早晩、移籍や契約終了のアナウンスがあるだろう。


   さて、練習見学終了後、未来会館へ岐阜フットボールクラブの事務所を訪問。実は、数日前「FC岐阜のW氏」から自宅に電話があった。チケットの半券で応募した賞品が当選したとのこと。事務所へ貰いに伺う約束していた。勿論、1口ではあるが「夢募金」は忘れない。
   当選したのは「PS2ソフト ウイニングイレブン2010(コナミ)」、一時期選手のブログでも話題になっていたゲームである。


   PS2はここ数年ご無沙汰していたが、このオフシーズンはFC岐阜の2010年シーズンをゲームの中で回顧してみようと思う。片づけてあったコントローラーの埃を掃って「PSX(ソニーPS2+HDDレコーダー)」に接続した。
   少し早い、クリスマスプレゼントを有難うございます。


   これで、今年1月に、あるイベントでいただいた「サインボール」(これは少し遅めの筆者の誕生日プレゼントとさせていただいた。)と合わせ、またひとつ「FC岐阜グッズ」が増えることになる。

   実はこうして、時折々に「FC岐阜」が暮らしの中に溶け込み、ますます生活の一部となっていく。

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2010/11/18 練習見学

vsルネス学園(練習試合)

   11月に入って急激に寒くなり、朝晩の冷え込みも一気に真冬モード。それでも、風が強いとは言え昼間はの日差しはまだまだ暖かいので、北西部グランドでの練習試合、対ルネス学園(滋賀県)を見学。二週間前にも同じクラブと練習試合を行っていて、その時ほどゴールシーンは多くなかったが、それでもコンスタントにゴールを決めて、いいイメージを刻んでいた。特に朴基棟#10はきれいなゴールを決めていた。今日は、45分(あるいは40分)×3本の練習が行われ、概ね全選手が試合に参加していた模様。


   練習試合とはいえ倉田監督と、浮氣コーチの声が飛び交い、それは終始風の音に掻き消されることはなかった。このところのFC岐阜の現状を物語っているかのようでもある…。


   公式戦では、ゲームに集中するとなかなかゴールの瞬間が撮れないので、ここぞとばかり西川#16の左インサイドでのシュートをゴール裏から撮影することができた。


   風は冷たかったが、抜けるような高い空の下での練習。本来これからが本当のサッカーシーズンの始まりなのだが、FC岐阜の公式戦はあと3試合のみ、ホームの残り2連戦をいい形でまとめて、最終甲府戦に臨んでほしい。


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2010/10/30 vs横浜FC

悪夢のロスタイム



  台風14号は伊豆諸島の南海上を速度を速めて北東に進んでくれた。そのお陰で心配された風雨の影響もなく予定通りに横浜FC戦が行われた。
  長良川メドウに向かう途中、気になる長良川競技場の改修工事進捗状況は…、南側ゲートから、最大望遠で捕らえた。メインスタンド中央には真新しいシートが整然と並べられていた。(中央付近は背凭れタイプが増設され、両端の方は背凭れがないタイプか。)


  午後2時過ぎには長良川メドウのメインスタンドに陣取る。プログラム通りのイベントが進行し、天候も劇的に回復してきた。


  選手がピッチに登場するころには、雲が切れ、日差しも覗く。東の空には虹がかかった様子で、報道のカメラが一斉に向きを変える。



  スターティングメンバーは以下の通り。せめてホーム戦はリザーヴメンバーをフルで入れて置きたい。
GK 野田#1
DF 吉本#3、田中#4、秋田#6、村上#24
MF 菅#7、永芳#15、西川#16、池上#29
FW 嶋田#14、押谷#27
リザーヴメンバー
GK 村尾#21
DF 阪本#26
MF 川島#5
FW 朴(基)#10、佐藤#18

  そして、横浜FCにはこの男がいる。岐阜の地でカズ#11の雄姿はあと何年観られるのだろうか。


  さて、FC岐阜である。ホーム戦8試合負けなしを進行中。アウェイもなんとか引き分けで乗り切っているので、ここでの勝ち点3は順位もジャンプアップのチャンス。


  前半戦、まさしく一進一退の攻防。力の差のないチームの対戦の様相、いつ、どちらに点が入ってもおかしくない、手に汗握る展開。ただ、両チームとも決定力に欠けるので、消化不良のまま前半終了となる。


  後半開始。スコアボードの「0」も歪に並ぶ。(まさか、十の位に数字が入ることはないだろう。)


  前半より、ボールポゼッションでは上回ってきたFC岐阜。しかし、後半の後半。さらにその後半、両チームともカードを切り、勝負をかける。後で思えば、あそこで押谷は限界だったのか…。横浜が11番を投入した影響かどうかは別にして、勝利の女神はライトブルーのチームにほほ笑んだ。勝敗は、どちらに転んでもおかしくないゲームだっただけに、この敗戦は堪える。今後上位戦が続くので後を引かなければいいが。

  かくして、人気チームを迎えて3,000人余の観客を集めたホーム戦は、天気より気まぐれで最後まで回復することはなく、痛い痛い黒星となった。

  リザルトは以下の通り。後半のロスタイムが0分なら引き分けだったのに、とはネガティヴ過ぎる捨て台詞。
  気を取り直して、次節こそ
GI GI GI! FU FU FU! VIVA! GIFU!!


  試合終了後、おそらくGoovieであろうスタッフからインタヴューをオファーされるが、「負けてしまったので…」と丁重にお断りした。以前CCNの時は結局放送されなかった苦い思い出もあったりなかったり。それでも、次回勝った時は、機会があれば気持ちよく答えることとしよう。


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2010/10/22 練習見学

「やなな」に釣られて練習見学

   ホーム戦の間隔が開くので練習見学に行く。と言うのも、ぎふ柳ヶ瀬界隈ではFC岐阜より人気のある(?)「やなな」(柳ケ瀬商店街の非公式キャラクター)が現れるとの情報に釣られて北西部グラウンドに駆けつけた。
  練習自体は明日の公式戦前日なので、軽めの調整か。但し、モチヴェーションだけは試合モードで、今からテンションを上げて、実践モード、臨戦態勢を維持しておきたい。


  セットプレイの練習は念入りに行われた。「赤」ビブスがレギュラー組で、「黄」ビブスがサブ、攻守交代しながらのポジショニングの確認。



  ピッチ練習は、ジャスト1時間で上がり。いつもの「シャン」一回。


  そこに、お目当ての「やなな」登場!いつものハイテンションはどこからくるのか。今日の目的は、勿論FC岐阜の陣中見舞いもあるが、自身の「ゆるキャラグランプリ2010」の得票数アップのPRも兼ねている模様。


  監督や選手と絡めばおいしいニュースソースの出来上がり。ほどなく選手のブログにもアップされることだろう。




  さて、明日の登録メンバーはさっそく岡山で移動。(往路は新幹線、復路は…。)4試合負けなしでチームのムードも良さそう。是非アウェイでの勝ち点3を期待したい。ここで踏ん張れば一気に順位が上がる展開だ。


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2010/10/03 vs徳島

雨中の死闘



   霧雨舞う長良川メドウ、徳島ヴォルティス戦に参戦。仕事終わりで、尚且つAPEC国際会議の余波でいつもの駐車場が使えず、前半20分過ぎからの参戦となる。スコアボードはこの状態。
   連携の悪いGK、DF陣の頭上を越えてのシュートがゴールネットに吸い込まれたと言う。


   GKは今日も村尾 龍矢#21、3試合連続はもともとの実力の証明か、監督の信頼を裏切らなかった結果か。正GK野田#1との更なる切磋琢磨を期待しよう。


   1点ビハインドの前半の攻撃、2トップ+押谷#27の飛び出しが冴える。負けないホームでの自信なのか、浮足立ったところがない。


   そして、少ないチャンスを生かせた前半43分。この時間帯で追いつけたのは大きい。今までよく目にしていた場面、「あと一人飛び込んでいたら…」が、今日はその飛び込みが具現化した。新チームになってからの課題をまたひとつクリアできたのではないか。ここで誰しもが感じたはず「このゲーム、いける!」と。


   後半開始。容赦ないFC岐阜の攻撃に、この男が立ちはだかる。日野優#23は、かの地でも活躍中。短いながらもFC岐阜の歴史が着実に刻まれている証拠である。


   前半のリズムを保ったFC岐阜のオフェンス陣、何本かおしいシュートを外しはしたが、後半31分、押谷のノールックシュート(ほんとはゴールと、キーパーの位置はどこかで感じている)は、まさに値千金。理想的な流れである。


   さあここからは、時間を見ながらの大人のサッカーを見せてくれ。ゲームのまとめ方は、FC岐阜にとって長年の課題。


   後半残り10分をうまく逃げ切って勝ち点3を積み上げる。バックスタンドには、FC岐阜の進化を象徴するゲーフラが。


   かくして雨のメドウは、開幕戦以来の逆転勝利に湧き上がる。失礼、この時点では雨さえも上がっていた。


   ひよっとしたら、後にこの一戦この一勝が、FC岐阜の転換点あるいは分岐点として評論されるゲームになるかもしれない。色々な意味で節目の一勝と思えてならない。

   さて、我々が歴史の目撃者になったかは別にして、リザルトは以下の通り。



   最後は、決勝点を決めて連続ゴール継続中の押谷に出待ちで遭遇。なんとなくジャニーズにでもいそうな横顔のスナップになってしまった。

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